ジンセンベリーの収穫期を迎えました

今年もジンセンベリーの収穫期を迎えました。

ジンセンベリーは、高麗人参(別名:オタネニンジン・朝鮮人参・長白山人参)のルビーのような果実です。高麗人参は一生に一度だけ花が咲き、実がつきます、それは通常4年目を迎えた7月に花が咲きます。実がなると、摘み取られ、根に栄養が蓄積されるように栽培されいています。収穫した果実は次の高麗人参の栽培用種子として保管されたりエキス抽出用に使われます。 4年に一度しか実がならないため、流通量が非常に少なく希少性が非常に高いです。近年、ジンセンベリーには高麗人参の根よりも約2-4倍のジンセノサイド(サポニン)が含有されていることがわかり、特にジンセンノサイドReの含量が高く、動脈硬化を予防し心疾患機能を改善し高血圧症を防げるそうです。そして、エネルギー代謝を活性化して体重の増加を抑制し、高脂血症の予防もできるようです。さらに、インスリン感受性を増加させることによる抗糖尿病効果を有することが知られている為ジンセンベリーの機能性が注目されているようです。

私の故郷である吉林省の長白山脈の農家さんのジンセンベリーの収穫風景をお届けさせて頂きます。

写真はshenwagoudanさんです。shenwagoudanさんは長白山脈の自然環境保護をしながら高麗人参のお仕事をしています。